ひな祭りでしたが、何もしてません。
…お雛様も飾っていないので、そろそろ物置の奥でカビてるかもしれない…
せっかくちゃんと7段飾りなのに！
ちなみに、雛人形、日本古来の考え方（正確には古代中国）だと、
左が上位なので、お内裏様が向かって右（人形側から見て左）、
お雛様のほうが向かって左（人形側から見て右）に並べますが、
最近は西洋化の流れがこんなとこに出張ってきたのか、
お内裏様を向かって左（人形側から見て右）、
お雛様を未かって右（人形側から見て左）にしてたりもします。
ちなみに、西洋では、右が良い側、左が悪い側、という考え方。
紋章でも、右（画面内からみて、なので、実際は左）に、
上位の飾りを置きます。
紋章では、右側をデキストール、左側をシニストールといいますが、
モトはラテン語で、それぞれ右・左のほかに、
正しい、間違い、という意味もあるそうな。
だから、英語のRight（右）は、正しいという意味もあるんですね。
同じように、Left（左）は、悪い、という意味があるので、
左利きは行いの正しくない人、と考えられたらしく、
イスカリオテのユダが左利きという伝承もあります。
魔女は左利きとされて、火あぶりになったこともあったそうです。
もっとも、西洋はそれほど右左を重要視する文化でもないので、
わざわざ矯正する、というのは少なかったみたい。
昔は食事も手づかみ（フォークができたのは17世紀）だったし、
識字率も低いので、文字を書くことも、平民だとほぼ無かったから、
左右の利き手がどう、という機会自体があまり無かったようです。
そんなかんじで、左右についての自分用メモでした。
…あれ、お雛様は？
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