Space...The Final Frontire To boldly go where no one has gone before...

『スタートレック(Star Trek)』とは?

『スタートレック』というのは、アメリカで大人気、でも日本ではほとんど知られざる、 まさに隠れた名作!といえるSFドラマです。
SFといいますと、日本で有名なのが『スターウォーズ』 …宇宙空間で戦艦がドンパチとハデに飛び回るアレですが、『スタートレック』はそれとは違い、 主に登場人物の感情の動きを中心にかかれる(その所為で見た目は地味、 そのうえSF特有の難しい用語満載で敬遠されがち…)人情ドラマなのです。
今(2003年)現在、スタートレックのシリーズは全部で5つあります。 以下、その簡単な解説。

Star Trek(The Original Serise)邦訳『宇宙大作戦』
略称”TOS”。23世紀、カーク船長、スポック、ドクターマッコイの三人が、 宇宙船エンタープライズを舞台に活躍する、まさに冒険活劇。
通称、『古き良き時代』ともいわれる。マニアはやっぱりこれが一番らしいです。

Star Trek The Next Generation  邦訳『新宇宙大作戦(新スタートレック)』
略称”TNG”。カーク船長の時代から約80年、24世紀になり、 メンバーも一新して新たなる冒険に宇宙艦エンタープライズD(初代エンタープライズの同名艦。 新世代に相応しく、より大型、かつ優美なデザインへと一新)の面々が出て行く。
艦長は、ジャン=リュック・ピカード。以下、副長のライカー、科学士官にアンドロイドのデータ、 少尉見習の少年、ウェスリー等、メンバーが増え、話も複雑に。
一番人気のあるのがこのシリーズ。私はこれが一番好きかな。

Star Trek Deep Space Nine  邦訳『スタートレック・ディープスペース9(ナイン)』
略称”DS9”。TNGの時代とほぼ同年代。 ディープスペースナインと呼ばれる辺境の宇宙ステーションを舞台にした話。 (スタトレ史上…と言うより、ドラマ史上ほとんど初めてレギュラーの黒人最高幹部) ベンジャミン・シスコ司令官を筆頭に、そこに居住するあるいは、訪れる数多くの異星人、 同種族でも価値観の違う人々との間のいざこざの解決策を模索していく…という、 より大人向けのストーリー展開になってます。

Star Trek Voyager 邦訳『スタートレック・ボイジャー』
略称”VGR”。TNGとほぼ同年代(正確にはTNGの時代は24世紀の半ばころ、 VGRは24世紀の終わりころなので、同年代といっても、約10〜15年くらいのズレがある。 DS9はその丁度中間)で、女性艦長、キャスリン・ジェインウェイのもと、 ある未知の力でとんでもない場所に飛ばされた宇宙艦ボイジャーが、 何とかして故郷に帰ろうとする話。
ST009のモトネタは、主にこのシリーズです。

Enterprise 邦訳『スタートレック・エンタープライズ』
略称”ENT”2002年よりアメリカでキャラクター、設定もまるっきり一新して始まった、 まさに『新』シリーズ。 舞台は、何と初代TOSよりもさらに百年近く昔の22世紀。 スタトレ世界の常識、宇宙連邦成立以前の開拓時代のストーリー。
まだ始まったばかりでなんともいえませんが、人気はじわじわ上昇中。

以上の五つのシリーズ他、映画も(最新作いれて)10本。
かなり広い世界です。



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