聖書に出てくる水晶

新約聖書のなかのストーリーの一つである、「ヨハネの黙示録」は、 最後の審判について語ったものである。 そのなかで、水晶は、「透明で清らかなもの」の比喩として、随所に出てくる。

以下の文章の引用は全て日本聖書教会発行「聖書」より

○ヨハネの黙示録第4章3−6
ヨハネが天で「御座にいますかた」に出会ったときの場面
その座にいますかたは、碧玉(ジャスパー)や赤めのうのように見え、 また、御座の周りには緑玉(エメラルド)のように見える虹が現れていた。 …(中略)…御座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。


○ヨハネの黙示録第22章1-2
この世の終わりに全ての罪悪が神により滅ぼされた後、 聖都が神の栄光とともに天より下った場面。
御使いはまた、水晶のように輝いているいのちの水の川をわたしに見せてくれた。 この川は、神と子羊との御座から出て、都の大通りの中央を流れている。 川の両側にはいのちの木があって、十二種の実を結び、その実は毎月実り、 その葉は諸国民を癒す。


水晶以外にも、様々な宝石、貴石等が出てくる。 特に、都の土台に使われているとされる12の宝石は、 ユダヤの祭司の持つ12の宝石であり、ユダヤの12の部族の象徴でもある。 12の石は、時代が下るにつれて、誕生石の元となった。 (誕生石−写真左端から反時計回りに1月ガーネット、 2月アメジスト、3月アクアマリン、4月ダイヤモンド、5月エメラルド、 6月ムーンストーン、7月ルビー、8月ペリドット、9月サファイア、10月オパール、 11月トパーズ、12月ターコイズ)

○ヨハネの黙示録第21章18−21
城壁は碧玉で築かれ、 都は透き通ったガラスのような純金で造られていた。 都の城壁の土台は、様々な宝石で飾られていた。 第一の土台は碧玉(ジャスパー)、代にはサファイア、 第三はめのう(カルセドニー)、第四は緑玉(エメラルド)、第五は縞めのう、 第六は赤めのう、第七はかんらん石(ペリドット)、第八は緑柱石(ベリル、アクアマリンのこと)、 第九は黄玉石(トパーズ)、第十はひすい、 第十一は青玉(ジルコン)、第十二は紫水晶であった。 12の門は12の真珠であり、門はそれぞれ一つの真珠で作られ、 都の大通りは、透き通ったガラスのような純金であった。

戻る