もさっと日記

2008年06月30日の日記

古代エジプトの美展
地元の美術館でやっている、古代エジプトの美展、というものを見てきました。
イートンカレッジと、ダーラム大学の所蔵する、先王朝時代から
ローマ時代までの古代エジプトの工芸品等の美術展です。
以下、ちょこっと感想。

いやぁ、やっぱ古代は良い!
元々エジプト、というより、歴史それ自体に興味があるのと、
古い美術品が好きなので、こういう古代文明の美術工芸品が大好きです。
古代エジプトは、絵画表現が一種の「御約束」に沿った、
デザイン的処理がされているので、ソレも興味深くて面白いです。
今から数千年も昔に作られたとは思えないような、
美しいデザインが素晴らしい。
手が細かいのも良いですね、当然手作業なのですが、
豆粒のような細工まできちんと施されているのがびっくりです。
…と、いいつつ、ものによっては微妙に手が粗いのもありましたが(苦笑)
権力と金とそのモノに対する思い入れの差でしょうかねコレ。
古代エジプト新王朝時代(紀元前1500年前くらい)のミイラのマスクは、
エジプトらしさ全開なのに対し、ローマ時代(西暦1〜2世紀ごろ)に
作られたマスクに描かれた人物の顔は、すっかりローマ風になっているのが、
当時の時代背景を感じさせて面白いです。

図録見ながら、色々デザインとかをじっくり眺めてると、
なんかインスピレーションがわいてきそうです。
2008年06月30日(mon)   No.500 (日々徒然)

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2008年06月30日(mon)
古代エジプトの美展

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