「ユダの福音書を追え」というタイトルの本が出てまして、 ナショナル・ジオグラフィックで見て以来、 ずっと探していたのですが、本日見つけましたついに!!!
近所の本屋が閉店してしまって、街中にある大きな本屋にも置いてなかったので、 ネットで頼むしか…と、半ば諦めていたのですが、 今日、何となく行ってみた本屋(遠いので普段はあまり行かない)に、 平積みされてました。ギャフン。 同時に出ていた、ネムキ増刊の観用少女の特集号も同時にゲット。 微妙な取り合わせだなぁ…まあいいや。
観用少女のほうは、単行本に未収録になっている話も 入っている上、カラーページもそのまま収録されてて、嬉しい。 個人的に、宝石商のおっちゃんと、画家のにーちゃんが好きです! 好きなプランツは、オランピアと、白雪(黒髪)かな。 プランツは、わりと、明るい色の髪の毛が多い(黒髪の場合は、 大抵ストレート)気がするので、黒髪でウェービーヘアの白雪は、 意外と珍しいなぁ、と、思った記憶があります。
ユダの福音書〜のほうは、まだ読みかけなのですが、 イエス・キリストの弟子の中では、唯一ユダが、 キリストの教えを理解していたものである…という主旨の福音書が 発見され、解読される様を追ったもの。 というか、裏切り者云々ということを除外して、 単純に、弟子の技量のみで考えれば、 都会育ち(イスカリオテは都市の名前。ガラリヤは田舎だった)のユダは、 それなりの教育を受けている可能性もあるわけです。 会計係を任されている面から言っても、 ユダは割と頭の良い人だったんじゃないか。 逆にいえば、頭が良かった所為で、イエスの教えを理解しつつも、 社会の現実もまた理解しており、それらが相容れないことを きちんと理解していたのは、当事者のイエス以外には、 もしかしたらユダだけ、あるいは、本当に極少数だったのでは、と。 少なくとも、ほかの弟子たちには、イエスの本当の意図は伝わっていない 描写自体は、聖書にもかかれてますし(ペテロの逸話等) イエスが死ななければならなかったのは、現代で言うなら、 マリリンモンローとか、エルヴィスのような感じで、 死ぬことで、大衆の中で、イエスが神化されることを見越していたのでは。
…という、どうしょうもない妄想が、わりと裏づけされる内容で、 自分で吃驚ですうわぁ。
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