ハロウィンすべりこみ。
ハロウィンについて、去年は確か由来についてのメモ ぶちかました記憶があるので、今年は現代のハロウィン事情について。 元来、ハロウィンは、ケルトの収穫祭のお祭りでしたが、 キリスト教が伝播し、キリスト教の暦に組み込まれて、 カトリック由来の日である『万聖節』という日の前夜祭になりました。 万聖節とは、全ての聖人に感謝をささげるための日のこと。 ここで、わざわざ”カトリック”といったのは、 プロテスタントでは、聖人と言う概念がないからです。 全て人は神の前に同一であり、特別な聖などない、という考え方。 また、ハロウィンは、ヨーロッパでは、あまりに異教的である、 ということで、殆ど行われることはありませんでした(現在も、 あまりメジャーな行事ではない) さらに、発祥とされているイギリスですら、ハロウィンよりも、 ガイ・フォークス・デイという火祭りのような行事の方が、 17世紀以降、一般的に。 因みに、ガイ・フォークス・デイは、11月5日です。 現在のハロウィンは、アメリカで、完全な(宗教に関係のない) お祭りとして行われるようになり、それが広まったものです。 なお、万聖節の次の日は、万霊節といい、これが西洋のお盆に当たる日。 全ての死者に祈りをささげる日です(こっちはカトリック ・プロテスタント関係ない) 現在でも、この日にお墓参りに行く人も多いです。
まあ、なにはともあれ、楽しければいいんじゃないかしら!
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