8月6日は広島原爆記念日です。 アメリカで物議を未だにかもし出している「原爆があったから 戦争はこれほどはやく終わる事ができたのだ」という論議がありますが、 これってどうなんでしょう。 戦争は別に兵器で終わったりするもんじゃないと思うんですが。 そもそも、戦争を始めるのが人なら、戦争を終わらせるのもまた人。 兵器は戦争を激化するだけで、終わらせることなど出来やしません。 相手に勝つために、どんどん新しい兵器を開発していく。 開発した兵器が本当に相手に勝つことが出来るものなのか… 確かめるのは簡単です。 つまり、使ってみれば良い。
新しいモノが手に入ると使ってみたくなる。 初めはそれは「火」だった。とても小さな「火」だったけど、 それを使うとどんな猛獣でも倒せた。 そこから人間の勘違いが始まった。 プロメテウスは、何時しか小さな「火」では満足できなくなり、 より強い「炎(ひ)」を求めた。 それは、人がふれてはならない神の領域にまで踏み込んだ 「焔(ひ)」だった。
いつか原爆を体験した人は全員いなくなるけれど、 原爆を伝える人はいなくならない。 戦争もなくならない。 人がいる限り。
それでも、きっと未来は明るいはず。 いつかきっとスタートレックみたいな世界が来るはずだと、 私は信じてます。 楽観的過ぎるといわれるかもしれないけれど、 未来に暗い夢をみたいとも思わないし。 どうせ見るなら、明るい未来が良いです。
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