「絵が上手くなるコツは？」ということを、たまに聞かれることがあります。
イラストを一寸描ける人なら十中八九、聞かれた経験があるんじゃないでしょうか。
私はこういう質問にはこう答えてます。
「山のように描けば上手くなるかもしれない。」
絵が上手くなるコツなんて聞かれても…こっちが聞きたいくらいですとも。
いや、本気で。
デッサンを毎日のようにやれば、いくらかはマシな絵が描けるようになる、
と言う話です。
上手い下手というのは感性と好みに多少左右されますが、
それでもたまに自分でも、上手く出来たかも？
という作品が出来ることもあります。
とはいえ自分では会心の一作！と言うものでも、
「何じゃその絵は」と他人(特にうちの担当教授…厳しいんだこれが)
にけなされるのなんで日常茶飯事（泣笑）
ここで、「こんにゃろそれなら見てろ」と躍起にになってさらに描くか、
「他人の言うことなんて気にしない、私は満足してるからいいの」
と自己完結するかでその後が大きく左右されます。
趣味で描くのと仕事で描くのではまた違うかとも思いますが、
少なくともWeb上に出すからにはせめて自分で納得した絵を
出して欲しいなあ…と思ってます。
「手抜きですごめんなさい」とか「ヘボです逝ってきます」
とか言っておけば「下手」であることの言い訳になってると
思ってる人が多いんじゃないか、と思います。
きつい事いいますが、それは理由にも言い訳にもなりません。
「手抜き」「へぼい」絵を見せられても｢だから如何しろと？」
というしかないです。
「そんな事ないです上手ですよ」とでも言って欲しいんでしょうか？
私は一応サイトに上げるイラストは全て「完成」した状態で出してます。
言い訳するのは、綴り間違ったときのみにしています（間違えるなよ）
それでも後から見てこりゃあかんなあ… と思ったイラストは
問答無用でこっそり削除してます（苦笑）
とりあえず、上手い絵を描くには近道どころか道自体が曲がりくねって
グランドキャニオン並みの山と谷ばかり…ってことです。
それでも描くのは絵を描く事が好きだから…なんだろな、やっぱり（微苦笑)
|